大切な家族の一員であり、人生の伴侶であるペット。お年を召しても、要介護になっても、安心して生涯一緒に暮らし続けることができる住空間を京都府京田辺市に実現しました。
ペットと共に生きるということ
カリスマドッグトレーナー※1 として世界的に知られるシーザー・ミラン氏の名言のひとつに「人と犬との絆の9割は散歩によって築かれる」という言葉があります。社会的動物である犬にとって、飼い主はこの世界の中心であり、共にいられる場所が唯一の居場所です。共に「今」を生きる楽しさを全身で現す姿はまた、飼い主であるあなたにも、日々、喜びをもたらしてくれます。この無垢な魂に応えるためには、ただ愛情を注ぐだけでなく、その習性を理解し、共に最も心地よく生活する方法を実践する必要があるといえます。
犬に限らず、ペットと共に過ごす時間は素晴らしく、かけがえのないものです。互いに寄り添いあうことで、その幸せはさらに大きくふくらみます。
コンパニオン・アニマルとは
そんな人とペットの理想的な関係を示すのが「コンパニオン・アニマル」という言葉です。ここでは人間と生活を共にする動物を一方的な愛情の対象としてではなく、心通じ合う家族や友人と同じように位置づけます。コンパニオン・アニマルと人間は対等な関係であり、互いに相手の存在を尊重し、助け合って生きています。ペット先進国ともいえるドイツでは、このコンパニオン・アニマルの思想のもと高齢者向け住宅が運営されています。しかしながら、日本ではペットと住める高齢者向け住宅といってもペット可と記載されている程度で、このコンパニオン・アニマルの思想はほとんどありません。私たちは、この問題を解決する本物のコンパニオン・アニマル住宅として、エターナル ガーデンテラスを創造します。
社会問題への挑戦
また、人生100年時代といわれるようになり、特に老後資金の問題とともに住宅問題が大きくクローズアップされています。そこで現れたのが自宅を担保に資金を調達したり売却し賃貸にしたりして現状の暮らしを続けるリバースモーゲージやセール＆リースバックでしたが、デメリットも多く聞かれます。その課題を解決する方法として、リバースモーゲージやセール＆リースバックで得た資金で、住み心地の良い賃貸住宅へ引っ越す選択をされる方が増えてきました。しかしながら、ペットと暮らす高齢者にとって、ペットを連れて賃貸住宅に入居することは難しい現状があります。その課題を解決するために求められるのが、ペットと生涯暮らせる高齢者向け住宅です。エターナル ガーデンテラスは、これからの高齢者が直面する課題に挑戦し、社会に貢献できる組織を目指します。
※1シーザー・ミラン
ドッグトレーニングの新しい潮流を生み出したアメリカ合衆国のドッグトレーナー、動物行動学者。愛犬の問題行動を、飼い主の意識改革によって解決する。「犬の問題ではないのです。常に問題になるのは我々なのです。常に飼い主なのです。犬が健康に育ち、犬らしくあることのできる環境や境遇を作るのは我々の責任です」と語り、犬と人の円滑なコミュニケーションを推進する。
